【2022年最新】子育て世代におすすめの住宅補助金5選から注意点まで

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「子育て住宅補助金って何があるの?」
「補助金をもらえる条件は?」

子育て住宅補助金とは、新築住宅の購入や省エネ、子育て対応のためのリフォームに対して国から支給される制度です。こちらの制度を利用することで高額な費用のうち、負担額を減額できます。

しかし、補助金制度は事前申請や申請に必要な条件が定められており、内容を理解するのが大変です。

そこで今回は、おすすめの住宅補助金5選をご紹介。注意点や評判も紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

目次

子育て世代におすすめの住宅補助金5選

子育て世代におすすめの住宅補助金は以下の5つです。

  • こどもみらい住宅支援事業
  • ZEH補助金
  • 地域型住宅グリーン化事業
  • LCCM住宅整備推進事業
  • 蓄電池等を活用したDER等導入事業

補助金の名前だけだと難しいので、それぞれの助成金についてわかりやすく解説していきます。

こどもみらい住宅支援事業

こどもみらい住宅支援事業は、2021年に創設されたばかりの新しいサービスです。子育て・若者夫婦を対象に、新築・リフォームを検討中の方が受けられる補助金制度となっています。

こどもみらい住宅支援事業は、対象者に対して最大100万円補助されます。ただし、こちらの住宅支援事業制度を受けるためには、以下の条件に当てはまる必要があります。

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条件金額
ZEH、NearlyZEH、ZEHReady、ZEHOriented(強化外皮基準かつ再エネを除く一次エネルギー消費量▲20%に適合するもの)100万円/戸
高い省エネ性能等を有する住宅80万円/戸
一定の省エネ性能を有する住宅60万円/戸
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改修箇所改修内容
開口部の断熱改修ガラス交換 2,000~8,000円内窓設置・外窓交換14,000円~21,000円ドア交換 28,000円~32,000円
外壁、屋根、天井または床の断熱改修外壁102,000円/戸(単体51,000円/戸)屋根36,000円/戸(単体18,000円/戸)天井61,000円/戸(単体30,000円/戸)

上記は住宅支援事業制度を受けるための新築の場合とリフォームの場合の条件です。他にも以下の条件があります。

  • エコ住宅設備(太陽熱利用システム、節水型トイレ、高断熱浴槽、高効率給湯器、節湯水栓)の設置
  • 子育て対応改修(家事負担の軽減や、防犯性向上のための改修)
  • バリアフリー改修
  • 空気清浄機能・換気機能付きエアコンの設置
  • 耐震改修
  • リフォーム瑕疵保険等への加入

上記の条件もありますので、上記を踏まえてこどもみらい住宅支援事業を受けられるか判断しましょう。

ZEH補助金

ZEH補助金とは、外皮の断熱性能の大幅な向上と、高効率な設備・システムの導入により、室内環境の質を維持しつつ大幅な省エネを実現することです。(省エネ基準比20%以上)

その上で、再エネを導入して、年間の一次エネルギーの収支をゼロとすることを目指した住宅を対象としています。

対象者には、最大105万円が補助されます。しかし、ZEH補助金を受けるためには、以下の条件に当てはまる必要があります。

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事業金額
ZEH支援事業(ZEH、ZEH+)ZEH 60万円/戸+αZEH+105万円/戸
次世代ZEH+実証事業ZEH+105万円/戸+α

上記の条件を満たす必要性があるため、一度チェックしてみてください。

地域型住宅グリーン化事業

地域型住宅グリーン化事業とは、地域における木造住宅の生産体制の強化、環境負荷の低減の2つを目的としています。 

地域における資材供給、設計、施工などの連携体制による良質な木造住宅の整備に対して支援する地域型住宅グリーン化事業を拡充。地域の中小工務店等による長期優良住宅等の整備、それと併せて行う三世代同居対応工事への支援を受けられます。

地域型住宅グリーン化事業は、最大90万円が補助されます。しかし、地域型住宅グリーン化事業を受けるには、以下の条件に当てはまる必要があります。

(1)主要構造部(建築基準法第 2 条第 5 号の定義による)が木造のもの。
(2)採択されたグループ毎の地域型住宅の共通ルール等に則して、グループの構成員である中小 住宅生産者等により供給される住宅※1 の新築とします。但しゼロ・エネルギー住宅型において は、戸建住宅の新築とします。なお、モデルハウスは対象外です。
(3)3.3 に記載する事業の種類に応じた要件を全て満たすものとします。
(4)各補助対象住宅に関わる事業者のうち設計者、施工管理者又は大工技能者のいずれか 1 人 が、住宅省エネルギー技術講習会※2 の修了者又は別途定める講習会等※3 の受講者等である ことが必要です。
(5)長寿命型、ゼロ・エネルギー住宅型、高度省エネ型は採択通知の日付け以降に着工(根切り工事 等の着手)が可能です。グループに対する採択通知の発出前に着工した木造住宅は補助対象に なりません。
(6)主要構造部に用いる木材は、グループが定める地域材を積極的に使用するものとします。
(7)住宅が、「土砂災害警戒区域等における土砂災害防止対策の推進に関する法律」第 9 条第 1 項 の規定に基づく「土砂災害特別警戒区域」に掛かっている場合は、補助対象とすることは出来ま せん※4。なお、区域の指定の有無については、建設地の地方公共団体にお問い合わせください。
(8)契約形態等に係る制限について

引用元: 国土交通省

上記の条件を踏まえて、こちらの制度を導入できるか検討しましょう。

LCCM住宅整備推進事業

LCCM住宅整備推進事業は、2050年カーボンニュートラルの実現に向け、住宅の脱炭素化を推進するため、先導的な脱炭素化住宅であるLCCM住宅の整備に対して補助をする事業です。

LCCM住宅整備推進事業は、最大140万円が補助されます。しかし、LCCM住宅整備推進事業制度を受けるためには、以下の条件に当てはまる必要があります。

【補助条件】
  • ZEHの要件を満たすこと
  • 再生可能エネルギーを除き、一次エネルギー消費量が現行の省エネ基準値から25%削減されているもの
  • ライフサイクル全体のCO2排出量を算定し、その結果が0以下となること

※建設、居住、修繕・更新・解体の各段階を通じたCO2排出量が、太陽光発電によるCO2削減量を下回ることを、指定のツールを用いて評価

蓄電池等を活用したDER等導入事業

DER等導入事業とは、家庭や工場用蓄電池等の電力を需給調整用とし、これを活用するための大規模電源への依存を分散させることを目的とした補助金です。

DER等導入事業は、最大58万円が補助されます。しかし、DER等導入事業制度を受けるためには、以下の条件に当てはまる必要があります。

補助条件
  • 太陽光発電設備
  • 蓄電池
  • HEMS(電量使用最適化の仕組み)

住宅補助金に関する評判3選

ZEHの補助金が欲しい場合はハウスメーカーに伝えておきましょう。住宅に関わる補助金や減税はネットで調べればたくさん出てきますので把握しておくことが重要です。期間限定がほとんどなので提案されなかったと悔やんでもハウスメーカー側が負担してくれるものではありませんので注意が必要です。

引用元:Twitter(@porinki72)

【こどもみらい住宅支援事業】全体概要
・対象期間
  2021年11月26日 ~ 2023年3月31日
  に契約完了してる事(※工事完了は別)
・補助金上限
  新築 60万円~100万円
  リフォーム 5万円~60万円
・対象者
  新築:子育て世帯または若者夫婦世帯
  リフォーム:世帯問わず

引用元:Twitter(@hashimoto_no14)

こどもみらい住宅支援事業で最もコスパの良い補助項目は内窓の設置! 断熱性能に防音、防犯が一気に手に入るうえ、単価も安く施工は数時間! しかも内窓だけで補助金の申請条件を満たします! 実際に補助金の支給内訳をみても2位の高断熱浴槽(3億)に対して6億も支給してぶっちぎりの一位です!

引用元:Twitter(@kodomofutures)

住宅補助金とは、住宅を購入した際に減額を受けられる制度です。ZEHの補助金が欲しい場合はまずハウスメーカーにその旨を伝えておきましょう。

住宅に関わる補助金や減税はネットで調べればたくさん出てきますので、把握しておくことが重要です。期間限定が大半となっているため、提案されなかったと後悔してもハウスメーカー側が負担してくれるものではありません。

新築は条件が複雑で、省エネ性能の高い家にすると補助金が高くなります。つまり、払うお金も高くなる代わりに補助金がもらえるということです。

こどもみらい住宅支援事業で最もコスパの良い補助項目は、内窓の設置で断熱性能に防音、防犯が一気に手に入る上、単価も安く施工は数時間に済みます。

住宅補助金を受ける際の注意点3選

住宅補助金を受ける際の注意点を3選ご紹介します。

  • 注意点1:申請期限内に手続きを済ませる
  • 注意点2:併用できない可能性がある
  • 注意点3:制度変更・終了を確認する

上記3つについてそれぞれ解説します。

申請期限内に手続きを済ませる

1つ目は、申請期限内に手続きを済ませることです。申請期限内に手続きを済ませることです。

すべての補助金、助成金には申請期限や受付の期限が設けられています。1日でも過ぎてしまうと、申請ができません。そのため事前に期限を把握した上で申請手続きをするようにしましょう。

併用できない可能性がある

2つ目は、補助金のほとんどが併用できないことです。補助金はひとつの補助額が高いので併用できない仕組みになっています。

補助金をいくつか受けたい場合は、どの補助金が条件を満たしているか事前確認しましょう。

制度変更・終了を確認する

3つ目は、制度変更・終了を確認することです。制度変更見直しは、毎年・年に数回行われることがあります。

受けたい補助金が終了していたということがないように、制度変更・終了している補助金はないか事前確認しておきましょう。

まとめ

今回は子育て世代におすすめの補助金を5つ紹介しました。おすすめの補助金は以下の5つとなります。

  • こどもみらい住宅支援事業
  • ZEH補助金
  • 地域型住宅グリーン化事業
  • LCCM住宅整備推進事業
  • 蓄電池等を活用したDER等導入事業

上記5つの補助金には、申請期限や申込み条件があります。そのため、事前に期限と条件を確認しておくとよいでしょう。

今回の記事が補助金に関する理解を深められる記事になりましたら幸いです。

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