「平屋が人気だけど、子育て中はどうなの?」
「子育て中に平屋に住むデメリットは?」
子育て中は、近隣や下の階への騒音など気になる方も多いでしょう。音を気にせず、のびのびと子育てできる環境は魅力的です。
数多くある住宅スタイルの中でも、平屋は子育てがしやすいと人気を集めています。しかし、平屋にはメリットだけでなく、デメリットもあります。建てた後に後悔する結果につながることは避けたいはず。
そこで本記事では、平屋で子育てするメリットとデメリット、5つの実例を紹介します。これから家づくりを検討されている方は、ぜひ参考にしてください。
平屋で子育てするメリット
平屋で子育てするメリットは以下の5点です。
それぞれ解説します。
①家事動線が楽になる
平屋で子育てするメリット1つ目は、家事動線が楽になることです。
2階建ての家では掃除や洗濯など、階段を上り下りする必要があります。しかし、平屋はすべてワンフロアで完結するため、家事動線を短縮できます。
設計段階で、キッチンの配置や洗濯物を干す場所など、家事動線を具体的にイメージしておくことで、さらに家事動線が楽になります。
②家族のコミュニケーションがとりやすい
平屋で子育てするメリット2つ目は、家族のコミュニケーションがとりやすいことです。平屋はワンフロアのため、家族みんなの物理的な距離が近いです。
2階建ての家だと子供部屋は2階にあることが多く、特に思春期になると「子供が部屋にこもって会話がない」といった悩みが出てくることも。平屋だとリビングやキッチンが子供部屋と近くなることで、コミュニケーションがとりやすくなります。
③事故防止につながる
平屋で子育てするメリット3つ目は、事故防止につながることです。
特に小さい子供がいる家庭では、階段やベランダからの転落事故の心配があります。その点、平屋は転落の危険性がないため、安心して過ごすことが可能です。
また、家事をしながら庭で遊ばせることもでき、子供を外で遊ばせながらも事故防止につながります。
④地震のときも安心
平屋で子育てするメリット4つ目は、地震のときも安心できることです。地震のときには上の階ほど大きく揺れ、ケガのリスクが高まります。平屋は建物の高さが低いことから、揺れの影響が少ないため安心です。
また、避難する際にも、平屋であればどこの部屋からでも外に脱出しやすく、逃げ遅れる可能性は低くなります。地震が多い日本において、地震のときに安心できるのは重要なポイントといえます。
⑤子供の独立後も住みやすい
平屋で子育てするメリット5つ目は、子供の独立後も住みやすいことです。
2階建ての家では、子供が巣立ったあとに2階を使う人がいない、という状況になりがちです。誰も使っていなくても部屋を管理する必要はあるため、階段の上り下りなどが負担になります。
平屋であれば、子供部屋が空いてもすべてワンフロアのため、負担なく住み続けることが可能です。
平屋で子育てするデメリット
平屋で子育てするメリットがわかったところで、デメリットについても解説します。
4点のデメリットについて以下で解説します。
①広い敷地が必要
平屋で子育てするデメリット1つ目は、広い敷地が必要なことです。平屋を建てる場合、同じ間取りで2階建ての家と比べると2倍の延べ床面積が必要となり、必然的に広い敷地が必要となります。
また、家を建てる時には、敷地面積に対する建築面積の割合である建ぺい率を守らなければなりません。平屋は土地が確保できないと、暮らしにくく、子育てしづらい狭い住まいになってしまうため注意しましょう。
建ぺい率は土地ごとに決められているため、建ぺい率が高い土地に平屋を建てると、狭い土地でも余裕のある間取りをかなえることができます。
②日当たりが悪くなる
平屋で子育てするデメリット2つ目は、日当たりが悪くなることです。子育てをする際には、室内環境の良し悪しが非常に重要になります。
周りに高い建物や家が建っていると、光が遮られて日当たりが悪くなるため注意が必要です。また、ワンフロアであることから、真ん中の部屋では採光性が悪くなるという特徴もあります。
平屋を建てる際には周辺環境や方角を考慮したり、中庭や吹き抜けを取り入れることで、日当たりの悪さをカバーできるようにしましょう。
③収納が少ない
平屋で子育てするデメリット3つ目は、収納が少ないことです。平屋では1階にすべての収納スペースを設けなければならないため、2階建てと比べると収納が少なくなりやすい特徴があります。
収納が少ないと物を床に置くことになり、整理整頓のできていない家になってしまいます。床にあるものにつまづいて怪我をしてしまう恐れもあるため注意が必要です。
床下や屋根裏を利用したり、家族の生活動線から収納場所や広さを検討することで、収納が少ないデメリットをカバーできます。
④浸水する可能性がある
平屋で子育てするデメリット4つ目は、浸水する可能性があることです。前述したように地震のときには安心できる平屋ですが、豪雨や津波による浸水時には避難する場所がありません。
水害リスクの低い土地を選ぶ、地盤や基礎を高くする、防水シートで浸水を防ぐなど、土地選びや設計の段階から対策することで、リスクを回避できます。
子育て世帯が建てた平屋の実例5つ
実際に子育て世帯が建てた平屋の実例を5つ紹介します。今回紹介するのは以下の5つの事例です。
すべて平屋のメリットを活かし、デメリットをカバーした家となっていますので、参考にしてください。
①中庭のある平屋
子育て世帯が建てた平屋の実例1つ目は、中庭のある平屋です。
リビングにつながった中庭は、目の届くところで子供が外遊びでき、安心です。またスキップフロアで縦の空間を利用し、居住スペースを広く確保しています。
②大きな窓が開放的な平屋
子育て世帯が建てた平屋の実例2つ目は、大きな窓が開放的な平屋です。
リビングの大きな窓は、開放感だけでなく採光性にも優れています。リビングにつながった中庭は、子供の遊び場としてはもちろん、洗濯物を干すときにもプライバシーが守られ、家事動線も短くできます。
③ウッドデッキテラスのある平屋
子育て世帯が建てた平屋の実例3つ目は、ウッドデッキテラスのある平屋です。
家の中心にあるウッドデッキテラスは、リビングと子供部屋をつないでいます。ここにハンモックを設置して読書するのだとか。大きな窓で明るいリビングも印象的な平屋です。
④和と洋が融合した平屋
子育て世帯が建てた平屋の実例4つ目は、和と洋が融合した平屋です。
リビングの中心には、テレビの代わりに暖炉を置くことで、家族団らんの時間が増えたそう。子供部屋は将来的に2つに仕切ることができ、子供の成長に合わせて変化していく平屋です。
⑤家事動線を重視した平屋
子育て世帯が建てた平屋の実例5つ目は、家事動線を重視した平屋です。
洗面所に室内物干しやパウダールームを併設するなど、家事動線を重視。使用頻度の低いものは小屋裏収納を活用し、収納力の低さもカバーしています。
子育て世帯の平屋なら黒石建設がおすすめ
項目 | 詳細 |
---|---|
会社名 | 有限会社黒石建設 |
所在地 | 香川県高松市牟礼町牟礼947-3 |
創業年数 | 1989年3月 |
公式サイト | https://kuroishi.jp/ |
ここまで子育て世帯向けの平屋について紹介しましたが、子育て世帯が平屋を建てるなら黒石建設がおすすめです。
有限会社黒石建設は、1989年から地域に密着した家づくりをおこなっています。「家族が笑顔で暮らせる家づくり」をコンセプトに、現在のライフスタイルだけではなく、将来も見据えた家づくりを提案。
施工中はもちろん、完成後も安心して住めるよう体制を整えています。子育てしやすい平家を建てたい方は、一度黒石建設に相談してみましょう。
まとめ
本記事では、平屋で子育てするメリット・デメリットを、実例5つとあわせて紹介しました。平屋で子育てするメリット・デメリットは以下の通りです。
メリット
- 家事動線が楽になる
- 家族のコミュニケーションがとりやすい
- 事故防止につながる
- 地震のときも安心
- 子供の独立後も住みやすい
デメリット
- 広い敷地が必要
- 日当たりが悪くなる
- 収納が少ない
- 浸水する可能性がある
紹介した子育て世帯の平屋実例はどれも、平屋のデメリットをカバーしつつ、メリットを最大限に活かしたつくりでした。平屋を検討している子育て世帯の方はぜひ参考にしてください。
本記事があなたのお役に立てますと幸いです。