「1dkで子育ては無理って聞くけど実際はどうなの?」
「1dkで子育てをするメリットとデメリットが知りたい」
この記事を読んでいるあなたはこう思っているでしょう。1dk子育てで検索すると、
「1dkで子育ては無理」
「1dkで子育てはやめたほうがいい」
といった声がたくさん出てきます。1dkでの子育てを検討している方は、とても不安になるはず。もちろんデメリットはありますが、メリットもたくさん。特に子供が小さいうちは1dkでも子育てが可能です。
そこで本記事では、1dkで子育てをするメリットやデメリット、子育てをする上での注意点、実際に子育てをしている住人の口コミを紹介します。1dkで子育てを検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
1dkで子育てすることのメリット3選
ここでは1dkで子育てをするメリットを紹介します。メリットは以下、3つが挙げられます。
- 家賃を節約できる
- 通勤が楽になり家族の時間に当てられる
- 子供の変化にすぐ気づける
「コンパクトな間取りでの子育ては大変」と思われがちですが、実はメリットがあります。それぞれ詳しく解説します。
家賃を節約できる
1つ目のメリットは家賃を節約できることです。コンパクトな間取りのため、家賃が安いからです。そのため家賃を節約できれば、浮いたお金を子供や他のことに使えます。家賃はできるだけ抑えて、子供への資金に回したいはず。
子育てをしていると、オムツ代など何かとお金がかかります。赤ちゃんのうちは、1日10枚近くオムツを使うでしょう。さらにミルクの吐き戻しなどで洋服を汚す回数も多いため、洋服もたくさん必要です。
将来の教育費などに備えて、貯蓄もできるでしょう。節約したお金で、どのような生活をしたいか夫婦でよく話し合いましょう。
通勤が楽になり家族の時間に充てられる
2つ目のメリットは通勤が楽になり家族の時間が増えることです。通勤場所に近い物件を選べるからです。通勤時間が短くなり、子供と過ごす時間を多くとれるでしょう。一般的に都心部にはコンパクトな間取りの家が多い傾向にあります。
広々とした家で子育てしたい場合は、郊外を検討しなくてはなりません。郊外の場合、通勤時間がかかるため家族と過ごす時間も減ってしまいます。あっという間に大きくなってしまう子供の成長をできるだけ長く見守りたいはず。コンパクトな間取りでも通勤を楽にすることで、時間に追われることなく子供と向き合えます。
子供の変化にすぐ気づける
3つ目のメリットは子供の変化にすぐに気づけることです。家がコンパクトな分、子供との距離が近いからです。子供はほんの一瞬でも目を離した隙にいたずらをします。大人が考えつかないような、思いもよらない行動をとります。
1dkであれば、常に子供の姿が見えている状態のため、家事の最中も安心です。万が一、危険な遊びやいたずらをしていても未然に防げます。特に子供がまだ小さいうちは、お昼寝中でも気が抜けません。間取りがコンパクトであれば、頻繁に見に行くのも大変ではないでしょう。
常に近い距離で子育てできるのは、親子共にとても安心できる環境といえます。
1dkで子育てすることのデメリット3選
ここでは1dkで子育てをするデメリットを紹介します。デメリットは以下、3つが挙げられます。
- 別室がないと睡眠が取れない
- 子供が成長すると収納が足りなくなる
- 親戚や友人を招待しづらい
上記ではメリットを紹介しましたが、デメリットに感じる点もあるでしょう。それぞれ詳しく解説します。
別室がないと睡眠が取れない
1つ目のデメリットは別室がないと睡眠が取れないこと。子供が小さいうちは夜泣きするからです。
そのため、ダイニングキッチンにソファーベッドを置けば解決できます。赤ちゃんの内は昼夜関係なく、3時間おきに授乳があり、中には1時間おきに泣いてしまう子もいます。夫婦で交互に夜泣き対応するにしても、別室がないと眠れません。お互いに寝不足で体調を崩しては、生活ができません。
ダイニングキッチンに設置する家具を工夫することで解決できるでしょう。
子供が成長すると収納が足りなくなる
2つ目のデメリットは子供が成長すると収納が足りなくなることです。子供が大きくなるにつれて洋服のサイズが大きくなり、物も増えるからです。
まずは家にある洋服や物を家族全員分、見直しましょう。もう何年も着ていない服、雑貨、使っていないおもちゃなどがあるはず。不要なものを処分するだけで、収納スペースに余裕ができます。
意外にいらない物で占拠されているケースが多いようです。また、1dkを選ぶ際には収納スペースの広さを優先するといいでしょう。収納スペースが広ければ、少し余裕を持って物を置けます。
親戚や友人を招待しづらい
3つ目のデメリットは親戚や友人を招待しづらいことです。大人が何人も入れる広さがないからです。お祝い事や友人と会う場合は、近くのカフェや座敷のあるお店を利用しましょう。
子供が産まれるとお祝い事で親戚を招いたり、友人が赤ちゃんを見にきたいと言ってくれる機会が多いでしょう。さらに親戚や友人にも子供がいる場合、招く人数がもっと増えます。
無理に家に招待して窮屈な思いをさせるより、お店を利用した方がストレスなく過ごせるはず。親戚や友人に家の事情を話せば理解してくれるでしょう。
1dkで子育てしている住人の口コミ・評判3選
ここでは1dkで子育てをしている住人の口コミを3つ紹介します。
- 子供が1歳半の時に2LDKに引っ越した
- 木造1DKでの子育てって絶対無理
- 家事してても狭すぎて目が届くし掃除も狭すぎて楽
1dkでの子育てを検討している方にとって、とても参考になる口コミです。メリットとデメリットの口コミを紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
子供が1歳半の時に2LDKに引っ越した
1DKで子育てしてたけど、居住兼寝室が居間、DKは物置と台所として使ってたから、帰りの遅い夫は台所で薄明かりをつけてご飯を食べていた。
引用元:Twitter(@xmarronx)
ベランダ沿いに布団を敷いてて、そのすぐ下の駐輪場に非純正マフラーで爆音で帰宅してきて子供が起きてイライラしたり。
子供が1歳半の時に2LDKに引っ越した…。
子供が寝た後に帰宅する場合、1dkでの子育てはとても気を使うでしょう。しかし、1dkでも部屋同士がきちんと仕切られていれば、神経質にならなくて済みます。
例えば、それぞれの部屋が廊下を挟んで位置していたり、部屋との間に玄関がある場合は別室の影響を受けにくくなります。また、事前に近隣の環境が子育てに適しているか忘れずに確認しましょう。
木造1DKでの子育てって絶対無理
木造1DKでの子育てって絶対無理だよね💧今は引っ越したからアレだけど今の息子の暴れっぷりからして苦情貰ってもおかしくない😂
引用元:Twitter(@kiyokiyo1621)
実際に1dkで子育てをしていた方の口コミです。家の造りによっては、子供の足音や騒音が迷惑になってしまう可能性があります。しかし、部屋が広くなったからといって解決できる訳ではありません。子供の成長に見合った家への引っ越しも視野に入れるといいでしょう。
家事してても狭すぎて目が届くし掃除も狭すぎて楽
うちの家未だにワンルームなんですよね(間取り的には一応1DK?)
引用元:Twitter(@Riomama39410082)
すんげー狭いんですよ
子育てどーすんねん!て妊娠中からゆーてたのに結局引越せてないんですよ
でもね…狭いが故に
家事してても(狭すぎて)目が届くし
掃除も(狭すぎて)楽やし
って思ってきたw
ポジティブシンキングwww
1dkで子育てをしてみると、案外メリットに感じる点が多いはず。産後は身体の調子が安定しないことがほとんど。掃除や洗濯など、移動するだけでも大変です。また、子供が少し成長すると一緒に遊ぶ時間が長くなり、なかなか家事に時間を割けません。むしろ家が狭くてよかったと感じる瞬間があるでしょう。
1dkで子育てする上での注意点3選
ここでは1dkで子育てをする上での注意点を紹介します。注意点は以下、3つが挙げられます。
- 防音対策をする
- 子育て世帯がいるか確認する
- 仕切りがある間取りにする
紹介する注意点を理解しておくことで、より子育てがしやすい環境づくりができます。それぞれ詳しく解説します。
防音対策をする
1つ目の注意点は防音対策をすることです。子供が泣いたり騒いだりすると近所迷惑になるからです。そのため床にジョイントマットを敷く、壁に防音シートを貼るなどして対策しましょう。また、音漏れが気になる方向に家具を置けば、より防音対策できます。しかし、対策しても完全に音漏れを防ぐことはできません。
子供が騒ぎそうになったら窓を閉める、夜間は静かな声でお話しするなど注意するだけでも騒音を減らせるでしょう。さらに近所の方にも一声かけておくと安心です。挨拶しておくことで、許容してもらえる範囲が広がります。
子育て世帯がいるか確認する
2つ目の注意点は子育て世帯がいるか確認することです。子育て世帯が周りにいないと肩身が狭いからです。周りが子育て世帯であれば、子供が騒いでしまってもお互いに理解できます。これから引っ越し先を探す方は、駐輪場に子供乗せ自転車や子供用の自転車があるか確認しましょう。
1dkの部屋は単身者向けや2人向けの場合があります。子育て経験がない方や静かな暮らしをしたい方にとって、子供の泣き声や騒音はストレスに感じるはず。周りが子育て世帯でも騒音対策は必要ですが、気持ち的にとても楽になるでしょう。
仕切りがある間取りにする
3つ目の注意点は仕切りがある間取りにすることです。部屋同士が隣接していると音が気になってゆっくり休めないからです。1dkで子育てを検討している場合は、それぞれの部屋が廊下を挟んでいる間取りや部屋の間に玄関がある間取りにしましょう。
例えば、部屋が引き戸1つで区切られているだけだと、夜は寝ている家族が音で起きてしまう可能性があります。
また夜勤がある場合、リビングでの生活音がうるさく、ゆっくり休めないことも。さらに家族が感染症にかかった際も隔離ができるため、他の家族にうつすリスクを減らせます。それぞれの部屋がしっかりと別れている間取りを選びましょう。
まとめ
本記事では1dkで子育てをするメリットとデメリット、子育てをする上での注意点を口コミを交えて紹介しました。
1dkでの子育ては一見、デメリットが多いように感じます。しかし、実際に1dkで子育てをするとメリットのほうが多いこともあります。
部屋が狭くても、家賃を節約することで将来のための貯蓄に回せます。子供が小さいうちは、通勤時間を短くして子供との時間を少しでも多く過ごしたいはず。さらに常に近い距離で子供を見守れるため安心です。デメリットはもちろん感じますが、対策をしっかり行えばそこまで気にならないでしょう。
また、1dkで子育てをする上での注意点を理解しておくことで、より子育てがしやすい環境になります。ぜひ本記事を参考に、1dk子育てをしてみてはいかがでしょうか。